プロモーションフィルム

このムービーのモデルとなってくれた福川さんは関東から歩きながら旅をし、ここ瀬戸内の倉敷まで辿り着き、ジーンズジャケットの製造を下津井の民家を改装し、始めました。現在は下津井の街おこし団体にも参加し、街の活性化にも取り組まれています。下津井の日常では福川さんのように移住された方々や子どもたち、商いを営む大人たちが挑戦を続けています。それは、地域の人々が近く、支え合い、認め合いながら過ごしているからこそ育まれた風土です。

瀬戸内海に面し、コンパクトな街、下津井。 ここでは地域の人がとても近く、笑顔が飛び交っています。 中臣さんは地域おこし協力隊の任期が終えた現在でも街を盛り上げてるための活動を続けています。 ノスタルジックな下津井の街並み、街全体がご近所さんで大きな家族のような場所。 そういったところから生まれるたくさんの縁を大切にしながらひとりひとりがみんなの笑顔を生み出せるように。 あたたかい人々の集まりこそがこの下津井の人柄のようです。

港町、下津井はかつて四国と本州の玄関口として大変な賑わいを見せていました。その面影の１つに伝統の民謡「下津井節」として受け継がれています。古くから歌い継がれてきた「正調」、そして新しく若者も楽しく踊れるようにと生み出された「とこはい節」。伝統的な風格を守るだけでなく、生活をしている人に向き合い変化していく街。 この街の子ども達はみんなこの踊りが踊れます。体育祭や街のお祭りでもその姿を見ることができます。世代を繋ぎながら渡される想いを、ひとりひとりが受け取り、次の世代へと渡していく。 この街はそうした気持ちの繋がりが広がっています。